
スタッフインタビュー
驚異の勤続15年! 子育てしながら働き続けられる理由とは?
吉岡さん、本日はよろしくお願いします。まずは吉岡さんはいつからサロン・ド・レイズで働いているのか教えてください。
よろしくおねがいします!
子供が1歳の時からだから、もう15年になりますね。
子供を育てながら、なんとかここまで頑張れています(笑)

15年ですか! 15年ですか! しかも子供を育てながら…。吉岡さんが長年働き続けられている理由は何だったのでしょうか。
やっぱり環境がいいからですかね。
一番良いのは、シフトが柔軟で働きやすいこと。
子供が急に熱を出して出勤できなくなったときは、オーナーに連絡して、穴を埋められないか他のスタッフに聞いて調整してもらっています。子供がいるスタッフが多いので、お互いの気持ちが分かるからこそ、状況をカバーし合える雰囲気がとても有難いです。もしもの時はお互いが調整し合おうとする雰囲気がすごく良いと思っています。
他のスタッフさんもお子さんがいる方が多いのですね!
私以外にも10年以上働いている人は何人もいますよ(笑)
えええ!! 結構長く働かれている方が多いんですね。
そうですね。面接では「子育てをしながらの勤務になるんですけど」とオーナーに話したときに、融通利かせられるよと言われたので、私が働く以前から子育てママでも働きやすい環境ができていたみたいです。
実際、サロン・ド・レイズは複数店舗あるので、ライフステージによって働き方を変えることができます。こういう環境だからこそ、一般的な理美容室以上に働きやすいんだと思います。
複数店舗あることの良さとはなんですか?
例えば、久留米大学病院店は日曜日と祝日が休みで16時までだから、小さいお子さんを育てているお母さんが働きやすい。一方で、本店は9時~18時まで働けるので、子供が高校生になった時などお金が必要になる状況にはぴったりなんですね。言い換えると、家族の状況に応じて、サロン・ド・レイズ内で働く環境を変えていくことができるということです。
だから長く働いているママが多いのかもしれませんね(笑)
そこまで働く人の状況を考慮できるなんて驚きです。メンバー全員で支え合う環境や会社の仕組みが、子育てママが長く働ける理由なのですね。ありがとうございます。

出産を機に一時休職するも、サロン・ド・レイズで働くことになった経緯とは?
ここからは吉岡さんの前職についてお伺いしたいと思います。吉岡さんは転職してサロン・ド・レイズで働き始めたんですよね。
はい。専門学校卒業後は理美容室で働き始めました。奥様が美容師、旦那さんが理容師だったので、美容も理容も学べましたね。そのあと、小さい子供や身体が不自由な方などを対象にしている訪問美容会社に転職して、子供を授かったことをきっかけに退職しました。
子供が1歳になり保育園にも預けられるようになって、子育ても少し余裕が出てきたので仕事をしようと思った時に、たまたまそこで働く元理容師さんから紹介を受けて面接を受けることにしたんです。
すごい偶然ですね(笑)とはいえ、子育てを機に理容師から離れていたんですね。しばらく離れていた中で働き始めることに不安はなかったですか?
そうですね…。でも、オーナーから「女性の理容師は貴重だよ、ぜひ一緒に働いてほしい」と言ってもらえたのが嬉しくて、むしろやりがいにつながりました!
ファーストキャリアでの経験が生かされたのですね。自分の経験が必要とされていると思うと、嬉しいですよね!

やりがいはお客さまに喜んでもらうこと~お客さまから学び、学んだことを次のお客さまへ~
ちなみにいま「やりがい」についてお話がありましたが、吉岡さんの一番のやりがいは何ですか?
一番はお客さまに寄り添うことで大きな感謝をいただけることです。
病院のなかにある理容室なので、他の理容室とは違って、病状に合ったお客さまへの情報が必要になります。その気遣いとかがお客さんに伝わるとすごく感謝してもらえます。入院してから5~6年来てくれる人もいるように、患者さんに寄り添うことで関係性が続くことにすごいやりがいがありますね。
医療施設の中でこそ感じられる特別なやりがいがあるということですね。具体的なエピソードがあったら教えていただけますか?
例えば、がん治療をされている方だと、そのために毛が抜けてしまい、寝具に毛が残ってショックを受ける方が多いです。
そんなときはヘアネットをおすすめしたり、医療用のウィッグを紹介したり、出来る限りショックを和らげるようにアドバイスすることを意識しています。
様々な病状の方が来る店だからこそ、お客さまから色々学ぶことが多いです。その学んだことを他の患者さんに伝えることで、感謝してもらえることがやりがいになっています。
ご自身の知識や経験がちゃんとお客さまに活かし喜んでもらえている実感があるからこそのやりがいですね。それでは、吉岡さんの今後の展望をお聞かせください。
お客さまに寄り添うという姿勢をこれからも大事にしていきたいです。寄り添う姿勢が集客にも繋がると思っています。
集客や技術ももちろん大事だと思っていますが、このお店を良くしていきたいという想いの方が強いですね。
個人の技術を高めるという意味では、経験を重ねると、こういう病状のお客さまにはこういう対応をするという知識も増えてきます。それを次に来たお客さまに伝えるということをこれからも続けて、お客さまやお店に貢献していきたいと思っています。
病院の中にあることで、普通の理容室とはちょっと違ったことをしていることで、まだ知らないこともたくさんあります。これからもたくさん学び続けて行けたらと!
こういうことを積み重ねていくことで、お客様の集客や口コミに繋がるのではないかと思っているので、これからも頑張っていきたいです。
たしかサロン・ド・レイズではヘアドネーションもやっていますよね? 看護師さんもいらっしゃるとか…。
そうですね。医療用ウィッグを作るために、ヘアドネーション団体に所属して、髪の毛の寄付を受け付けています。
看護師さんにも知ってもらえるぐらい、病院の中で取り組みが広まっているんですね。まさに吉岡さんが作っていきたい循環がすでに生まれていますね!
オーナーから見るスタッフの印象について
吉岡さんありがとうございました。今後の展望をお伺いした時に、お店をこうしていきたいという想いが先に出てくることがとても素敵です。では、オーナーから見て吉岡さんはどう映っているのかお伺いしたいです。
さっき、お客さまファーストという話が合ったけれども、吉岡さんはお客さまから人気なんですよ。うちは大学病院だけじゃなく、医療センターにも店舗があるんです。そうなると、病状の変化に合わせて、大学病院から入院先を移る場合もあるんですね。
例えば大学病院で会ったお客さんに医療センターで会う、なんてこともたまにあります。
吉岡さんはいろいろな店舗を掛け持ちしながら活躍しているので、そういうことも多いのですが、しばらく会ってなかった患者さんから声を掛けられるのもしばしば。

それってすごいことですよね、それだけ、吉岡さんのお客さんに対する姿勢が印象深かったということですよね。
そうですね、吉岡さんのお客さんに寄り添う姿勢は素晴らしいと思っています。
でもそれだけじゃなくて、僕は技術面でも吉岡さんをすごく信頼しているんです。
僕の代わりを任せられるくらい技術に安定感があります。
よく来てくれる常連さんなど、僕のお客さまは結構オーダーが難しい場合が多いので、代わりを任せられるスタッフは多くないんですよね。
なので、僕が出張などで不在の時は真っ先に吉岡さんとスケジュールを合わせます。
吉岡さんは本当にうちにとってなくてはならない存在です。
吉岡さんは子育ての際にお店の人に支えられたと言っていましたが、いまは吉岡さんがサロン・ド・レイズを支える存在になっているのですね。
ちなみに、病院の中に理容室があるのは、そう多くないと思います。高石さんが大学病院内にオープンさせようと思ったきっかけは何かあったんですか?
たまたま話が合ったというのもあるけど、潜在理容師さんの働く場を作れたらと思っていました。資格を持っていても、「土日は働けない」「夕方までしか働けない」ために理容室で働かずに他でバイトをする人が多いです。
そういった方が理容師として働き続けられる環境を用意したかった。せっかく技術があるのに働けない人たちの存在がすごくもったいないと思っていたので、作ることができたので良かったです。
私自身が久留米大学のOBで、母校の病院に「理容師」として医療の外側から携わり、患者さんのサポートができることに、ビジネス以上のやりがいを感じています。

吉岡さんのような潜在理容師が活躍できる環境を作り上げたことに、オーナー自身もやりがいを感じているということなのですね。お二人とも素晴らしいお話ありがとうございました。
子育てをしながらも、15年間サロン・ド・レイズで働き続け、今となってはお店にとってかけがえのない存在である吉岡さんを紹介しました!
<サロン・ド・レイズはこんな職場>
・当たり前のように、スタッフ同士が支え合う雰囲気
・お客さまに寄り添うことを大事にしている
・潜在理容師が働きやすい環境
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